シンプリー(Simply)キャットフードとカナガンを比較検証してみた

カナガンとシンプリーキャットフード

 

おそらく、カナガンと同じく頻繁にネットで目にするのがシンプリーキャットフードだと思います。ドッグフードはないんですね。それで何でカナガンと同じくらい目にするかと言うと、輸入している会社が同じレティシアンで広く宣伝を行っているからです。

 

輸入元がどうあれ、実際にキャットフードとしての性能が十分であればどうだっていいことです。そこで今回はシンプリーの紹介をしつつ、カナガンと比較していきたいと思います。

 

シンプリーのイギリスでの評判

シンプリー

 

シンプリーはイギリス産のペットフードメーカーで、実はキャットフードだけでなくドッグフードも普通に販売しています。成犬・子犬用と成猫・子猫用の大きな分類の中でさらに複数の種類が用意されています。日本に輸入されているのはキャットフードの成猫用のサーモンだけですね。

 

シンプリーのイギリスでの評判

 

イギリスのAmazonでの評判は2件しかありませんでした笑。でも結構評価高そうなので、翻訳して紹介しておきます。

 

  • 私の猫は食にうるさくて、主に魚を食べています。彼女は八歳になりますが、とても喜んでシンプリーを食べています。
  • 私は4匹の猫を飼っていて、みんなこのキャットフードを愛しています。

 

具体的な内容は一切書いてないですね!まぁ結局のところ美味しいかどうかはしっかり食べてくれるかどうかで判断するしかないし、あとは体調を崩さなければよいと思います。

 

原材料の比較

カナガン

シンプリー

乾燥チキン、骨抜きチキン生肉、サツマイモ、ジャガイモ、鶏脂、乾燥全卵、チキングレイビー、サーモンオイル、ミネラル、ビタミン、アルファルファ、クランベリー、マンナンオリゴ糖、フラクトオリゴ糖、リンゴ、ニンジン、ホウレンソウ、海藻、カモミール、セイヨウハッカ、マリーゴールド、アニスの実、コロハ 乾燥サーモン、サーモン、米、コーングルテン、サーモンオイル、ヒマワリ油、オート麦、ミネラル、グレイビー、乾燥全卵、全粒亜麻、タウリンメチオニン、マンナンオリゴ糖フラクトオリゴ糖、クランベリー、グルコサミンMSMコンドロイチン硫酸

 

正直マニアックな食材については重要ではないので置いておきましょう。大きな違いはカナガンはチキンがメインに対して、シンプリーはサーモンと穀物(米・麦)がメインと言うことです。

 

グレインフリー(穀物不使用)がいいかどうかは諸説あるので断言できません。ただ原材料の違いはアレルギー反応があるかどうかの判断に関わるのと、次に紹介する成分に大きな影響を与えます。

 

成分の比較

成分

カナガン

シンプリー

たんぱく質

37%

31%

脂質

20%

14%

繊維

1.5%

1.5%

灰分

8.5%

8.5%

水分

7%

7%

オメガ6脂肪酸

2.99%

2.74%

オメガ3脂肪酸

0.82%

2.06%

カルシウム

1.58%

2.1%

リン

1.4%

1.5%

マグネシウム

0.09%

0.14%

ナトリウム

0.36%

0.7%

カリウム

0.64%

1.1%

エネルギー(100g)

390kcal

357kcal

 

肉食の猫にとって重要なタンパク質を比較してみると、カナガンのほうが優れています。一方で、一見するとシンプリーのほうが低カロリーのように思えますが、カナガンとシンプリーの成猫に対する給与量を考慮すると逆転します。

 

体重3kgの成猫に対する1日の給与量基準

カナガン…40g(156kcal
シンプリー…45g(160kcal

 

このように、カナガンのほうが少ない量で済む分、1日の摂取カロリーを抑えることができるのです。

 

価格の比較

価格は比較する必要もなく、全く同じ値段です。一袋(1.5kg)で3,960円(税抜)です。また送料が5,000円以下で一律420円だったり、定期購入時の割引率も全く同じです笑。

 

 

結局どっちを買うべき?

シンプリーと比べるんだったら、カナガンのほうがいいかな。

 

まぁカナガンもシンプリーも味が1種類しかないので、どっちかダメだったらもう片方を試してもいいと思います。

 

>>シンプリー公式販売サイトはこちら

 

>>カナガン【キャットフード】公式販売サイトはこちら

 

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