カナガンを食べて犬や猫が下痢になるリスクと正しい対策
犬や猫などのペットを飼っている人にとって、新しい餌にする際の心配事の一つが下痢です。いくら栄養成分が豊富に含まれていても、実際に飼っているペットの胃腸に合わず、下痢や便が緩い状態で排出される場合もあるからです。
そこで今回は、いまカナガンのドッグフードやキャットフードを購入しようか考えていて、下痢の心配をしている方に対しての対策法をまとめておきます。
犬や猫が下痢をする原因
まず最初に理解しておかなければならないことは、猫や犬が下痢をする原因は一つではないということです。「排泄物の元は食べ物なんだから」と真っ先にペットフードを疑うのは早計です。
犬や猫は人間よりも周囲の環境の変化やストレスの影響を受けやすい動物です。人間だって食べ物が原因でなくても、お腹を冷やしたり体調の変化やストレスで下痢をすることは多々あります。犬や猫はそれ以上に、敏感なのです。
私の飼い猫もある日下痢をしたので、念のため翌日に獣医に診てもらいましたが「特に問題ないと言われました」。実はたまたまその前日に友人たちが来客して、猫も興奮した様子だったからそれが猫の消化器官に影響を及ぼした可能性があります。
だから、「カナガンのキャットフードを食べて下痢になった!」という話が本当であっても、その原因は飼い主が作り出した環境に起因している可能性のほうが圧倒的に高いわけです。仮にフードが原因だと仮定しても、原材料に問題があるならとっくに発売中止になっていますし。相当前からイギリスで販売されてますが、「カナガンが原因で下痢になった」という話は聞いたことがありません。
カナガンのフードを食べて下痢をした場合の正しい対策
まず1日か2日くらいの下痢ならば、通常の生活であり得ることです。この場合はやはり猫にとってストレスになる外的な刺激・環境の変化があったと考えるほうが妥当です。
ただ3日以上下痢が続くならば、カナガンのフードに含まれる原材料の何かにアレルギーが出たか、ウイルスに感染したか、内臓疾患があるかの3つの可能性があります。この場合、獣医に診てもらわないと判断できないので、すぐに動物病院に連れて行きましょう。それが最も安全で適切な対処法です。
下痢対策を手作りでフードで
もしあなたが愛猫や愛犬のために労力をさけるのであれば、自分で食材を用意した手作りフードを作ってあげるのもよいでしょう。
腸の動きを正常化させるために、腸内殺菌の機能を高める食物繊維を豊富に含む餌を用意します。もちろん、食事としての魅力も維持するために、肉や魚の肉を主成分とするフードがおすすめです。
こんな食材が入っているとなお良し
- 動物性食材…鶏肉、豚肉、卵
- ビタミンA…鶏レバー、豚レバー、銀ダラ
- 食物繊維…おから、かぼちゃ、コーン
ただ、実際私も作ってみましたが、生後6ヶ月を過ぎてから手作りフードを出しても、なかなか食べません笑。特に臭いが足りないようですね。市販のペットフードのように、「餌だぞ!」っていう強烈な臭いが食いつきに深くかかわっているようです。
とにかくカナガンは鶏肉がメインで、ビタミンA、食物繊維もそれなりに含まれています。療法食まではいきませんが、下痢をしないよう健康を保つには適切なペットフードです。
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