高いだけの価値がある!?カナガンドッグフードの原材料と成分まとめ

カナガンドッグフードの原材料と成分表

※写真はカナガンドッグフードの原材料と成分表

 

カナガンのペットフードはとても高いです。でも価格に見合うだけの原材料や成分、栄養が含まれていれば文句はありません。それに私たちの犬の健康はお金以上の価値があります。

 

そこで今回はカナガンのドッグフードに使用されている原材料と成分をまとめました。特にアレルギーや嫌いなものが含まれていないか、事前に確認しておくとよいでしょう。

 

カナガンのドッグフードには「フリーランチキン」という商品のドライタイプ(袋詰め)とウェットタイプ(缶詰め)の2種類あります。

 

原材料

ドライ

骨抜きチキン生肉、乾燥チキン、サツマイモ、エンドウ豆、ジャガイモ、エンドウタンパク、アルファルファ、鶏脂、乾燥全卵、チキングレイビー、サーモンオイル、ミネラル、ビタミン(ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE)、グルコサミン、リンゴ、ニンジン、ホウレンソウ、オオバコ、海藻、フラクトオリゴ糖、コンドロイチン、カモミール、セイヨウハッカ、マリーゴールド、クランベリー、アニスの実、コロハ

 

ウェット

チキン生肉、サツマイモ、ニンジン、豆、ミネラル、サーモンオイル、アルファルファ、海藻、グルコサミン、コンドロイチン、ユッカエキス、クランベリーエキス、マンナンオリゴ糖、リンゴ、ホウレンソウ、ガーリック、ペパーミント、パセリ、クミン

 

成分

成分

チキン

サーモン

カントリ

グラス

ウェット

粗タンパク質

33%

33%

36%

31.5%

10%

脂質

17%

17%

19%

15%

7%

粗繊維

3.5%

3%

3%

5.5%

0.5%

粗灰分

9%

9%

10%

10.5%

2.5%

炭水化物

32.5%

不明

不明

不明

-

水分

8.5%

8.5%

8.5%

8.5%

75%

オメガ6脂肪酸

2.8%

3.06%

3.21%

2.2%

-

オメガ3脂肪酸

0.9%

2.64%

0.9%

0.7%

-

カルシウム

1.86%

1.87%

2.13%

2.4%

-

リン

1.42%

1.41%

1.32%

1.3%

-

 

カナガンのドッグフードにはドライタイプが全8種類、ウェットタイプが全13種類あります。しかし日本に輸入されているのは「ドッグフード チキン」と「ドッグフード チキン ウェットタイプ」だけです。

 

ドライタイプについてはヨーロッパで結構な人気があるようで、いずれ日本でも輸入されるのではと思い比較してみました。表中のチキンは「フリーランチキン」、サーモンは「スコティッシュサーモン」、カントリは「カントリーゲーム」、グラスは「グラスフェッドラム」です。それぞれの詳細はカナガンドッグフードの評判をご覧ください。

 

犬ですから魚よりも動物の肉のほうがいいですよね。さらに、鶏(チキン)よりも、もっと野性味のある肉…例えばカントリーゲームには鹿・鴨・兎の肉が使わており、グラスフェッドラムは「羊」です。われわれ人間だって大好物な肉!愛犬にもぜひ味わってもらいたいですよね笑。しかし残念ながら輸入されていません。皆さんから、輸入している株式会社レティシアンに要望を出していけば、近いうちに輸入してくれるかもしれませんよ!?

 

ロイヤルカナンとオリジンとの比較

ドッグフードの原材料を比較してみましょう。世界中で人気のあるロイヤルカナンとオリジンと主な原材料を10種ずつ抜粋してみました。

 

比較対象商品
  • カナガン…『フリーランチキン』
  • ロイヤルカナン…『アーバン ライフ アダルト』
  • オリジン…『オリジン アダルト』

 

原材料比較

カナガン

ロイヤルカナン

オリジン

カナガンの写真

ロイヤルカナンの写真

オリジンの写真

鶏肉
サツマイモ
リンゴ
ニンジン
ホウレンソウ
海藻
マリーゴールド
クランベリー
カモミール
全卵

鶏肉
七面鳥肉

とうもろこし
魚油
大豆脂
マリーゴールド
植物性繊維
コーングルテン
保存料

鶏肉
七面鳥肉
サーモン
ニシン
ヤムイモ
赤レンズ豆
ニンジン
クランベリー
カモミール
全卵

※ビタミンやグルコサミンなどの栄養素はどこも含まれるので省略しています。

 

どれも鶏肉を使用していますが、カナガンは植物類も多く入れています。ロイヤルカナンは穀物(米とトウモロコシ)を使っているのと、さりげなく保存料が入っています。オリジンは魚類をたくさん入れています。それから、実はオリジンも穀物不使用のグレインフリーフードで、原材料も似ています。

 

カナガンは人工的に化学合成された添加物が入っていないので、犬の体臭ケアや涙やけ対策としてもお薦めです。ただ目やにが止まらない場合はドッグフードではケアできないので、角膜炎や白内障、緑内障などを発症する前に獣医師に相談しましょう。

 

もし鶏以外の肉を試してみたいならば、子羊の肉を使っているグラスフェッドラムや、鹿や兎の肉を使用しているカントリーゲームがおすすめです。もしイギリスに友人がいるならば、送ってもらうとよいでしょう(※日本から直接購入することはできません)。

 

成分比較

成分

カナガン

カナン

オリジン

粗タンパク質

33%

19%

38%

脂質

17%

13%

18%

粗繊維

3.5%

3.5%

5%

粗灰分

9%

6.6%

不明

水分

8.5%

10.5%

10%

オメガ6脂肪酸

2.8%

3%

3%

オメガ3脂肪酸

0.9%

0.6%

1.1%

カルシウム

1.9%

0.9%

1.4%

リン

1.4%

0.64%

1%

エネルギー/100g

361kcal

379kcal

398kcal

 

パッと見、ロイヤルカナンのたんぱく質が少ないのがわかります。その他は似たり寄ったりと言うところでしょう。いろいろ聞いて回ったところ、カナガンユーザーにはダックスフント、トイプードル、シーズー、チワワ、フレンチブルドッグ、ポメラニアン、マルチーズ、柴犬と言った犬種が多いようです。もちろんそれ以外もいると思いますが、フリーランチキンしか輸入されていない現在はあまり大型犬はいないようです(イギリスには大型犬専用がある!)。

 

ちなみに、カナガンの塩分(ナトリウム)は0.24%だそうです。腎臓が心配な人もいると思いますが、一日の摂取量(g)に0.24%を掛け算すれば塩分の適正値(体重1kgあたり50mg)かどうかわかります。

 

尿路結石や腎臓病、心臓病、避妊・去勢後、便秘や肝臓が悪い犬や猫のケアを期待するならば、ロイヤルカナンの食事療法食をお勧めします。また、離乳食やシニア用、ダイエット用など様々なバリエーションがあるので、ロイヤルカナンだけでおおよその症状をケアすることが可能です。

 

>>カナガン【ドッグフード】公式販売サイトはこちら

 

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