バーニーが語るカナガンドッグフード「グラスフェッドラム」の評判と口コミ

カナガンのグラスフェッドラム

 

グラスフェッドラムは英語でGRASS-FED LAMBと表記します。GRASS-FEDは牧草で飼育されたという意味です。つまり、GRASS-FED LAMB=「牧草で飼育された羊」ということです。

 

本商品は日本では販売されていません。今後輸入されることを期待して待ちましょう。

 

グラスフェッドラムの特徴

グラスフェッドラムは牧草で育てられた羊の肉を原材料としており、質の高いタンパク質と優れた嗜好性が詰められています。グラスフェッドラムに含まれるプレバイオティクスは犬の大腸内における消化活動を助け、健康の維持に役立ちます。さらに、多量のグルコサミンとコンドロイチンが関節のケアをサポートします。

プレバイオティクスは英国の微生物学者Gibsonによって1995年に提唱された用語で、プロバイオティクスが微生物を指すのに対してプレバイオティクス(prebiotics;pre 前に、先立って)は、①消化管上部で分解・吸収されない、②大腸に共生する有益な細菌の選択的な栄養源となり、それらの増殖を促進する、③大腸の腸内フローラ構成を健康的なバランスに改善し維持する、④人の健康の増進維持に役立つ、の条件を満たす食品成分を指します。

 

イギリスでのグラスフェッドラムの評判

グラスフェッドラムの評判

 

さてこの商品の口コミは集まっているかな~と探しましたが、全くなし!どうやらこのグラスフェッドラムが発売されたのは2016年4月11日と新しいので、AmazonUKでも一切レビューがありませんでした。

 

ラム肉のドッグフード

そもそもラム肉って犬に食べさせてもよいのでしょうか?ラム肉は生後1年未満の子羊の肉を指しますね。それ以上に歳を重ねた羊の肉はマトンと言います。一般的にラム肉は良質なたんぱく質やビタミンB1・2・Eが含まれていて、人間にとっても健康に良い食べ物とされています。

 

これだけ…ではないようです!食べ物でしか補給できない必須アミノ酸も多く含まれているようです。犬の必須アミノ酸にはイソロイシン、ロイシン、バリン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、スレオニン、トリプトファン、アルギニン、ヒスチジンの10種類があります。その他にもラム肉は脂肪がつきにくく、低コレステロール、豊富なミネラルが含まれているという利点があります。

 

原材料

新鮮な骨抜きラム(43.5%)、乾燥ラム(17%)、サツマイモ、ジャガイモ、エンドウタンパク、エンドウ豆、ポテトプロテイン、乾燥卵(2%)、アルファルファ、ラムグレービー(1.5%)、サーモンオイル(1%)、ミネラル、ビタミン、グルコサミン(千ミリグラム/キログラム)、MSM(千ミリグラム/キログラム)、リンゴ、ニンジン、ほうれん草、オオバコ、海藻、フラクトオリゴ糖、コンドロイチン(700ミリグラム/キログラム)、カモミール、ペパーミント、マリーゴールド、クランベリー、アニス&フェヌグリーク。

 

成分

成分

割合

粗タンパク質

31.5%

脂質

15%

粗繊維

5.5%

粗灰分

10.5%

水分

8.5%

オメガ6脂肪酸

2.2%

オメガ3脂肪酸

0.7%

カルシウム

2.4%

リン

1.3%

 

給与量

成犬の基準

体重(kg)

給与量(g)

5

75~120

10

90~190

15

110~240

20

135~285

30

200~380

40

270~475

40~

360~

 

子犬(パピー)の基準

成犬時の

予想体重

1日の給与量(g)

1~4kg

5~10kg

10~25kg

25~45kg

生後2~3ヶ月

65

145

215

385

生後4~5ヶ月

85

165

235

405

生後6~7ヶ月

95

180

255

425

生後8~9ヶ月

85

165

255

440

生後10~11ヶ月

65

155

235

425

生後12~13ヶ月

成犬

145

225

405

生後14~15ヶ月

成犬

成犬

215

395

生後16~17ヶ月

成犬

成犬

成犬

385

 

総評

犬にラム肉だなんて珍しい発想ですが、日本でも手作りドッグフードとして結構レシピが公開されているようです。ただ「ラム肉にアレルギーがある犬は注意」という内容も見られるので、もしドッグフードとして考えているならば事前に獣医に相談してからのほうがよさそうです。

 

栄養面で見ると、繊維とカルシウムが多めですね。さすが「牧草」で育った「羊」だけあります!ただ今のところカナガンのドッグフードはフリーランチキンしか輸入されていないので、しばらくはこちらを試してみてください。

 

関連ページ

フリーランチキン
イギリスで大人気のカナガンドッグフード「フリーランチキン」の評判と口コミを紹介しています。日本で販売されている唯一の商品です。犬種や年齢に限らず、どんなわんちゃんでも気に入ると高い評価を得ています。
フリーランチキン【小型犬用】
フリーランチキン小型犬用は子犬(パピー)や体が小さい成犬のために設計されたカナガンのドッグフードです。イギリスでの評判は非常に高く、多くの犬と飼い主に愛されている商品です。
フリーランチキン【大型犬用】
ラージブリードの特徴と評判と口コミをまとめています。大型犬にとって理想的な割合の栄養素と高たんぱく質を備えており、関節のケアにも気を使ったドッグフードです。
フリーランチキン【シニア用】
ライト/シニアは高齢犬と体重が増えすぎた犬に最適なカナガンのドッグフードです。カロリーを抑えつつ高たんぱく質を実現しており、自然食を採用した健康維持効果においても良い評判です。
スコティッシュサーモン
カナガンのスコティッシュサーモンはイギリスでとれた鮭を原材料に使用したドッグフードです。AmazonUKでの評判はほぼ満足という高い評価を得ています。
カントリーゲーム
カナガンのカントリーゲームはイギリスの猟鳥類(鴨、鹿、兎)を原材料にしたドッグフードです。AmazonUKではほぼ満点の口コミで、多くの犬と飼い主に高い評判を得ています。
カントリーゲーム【小型犬用】
カントリーゲーム小型犬用はより小粒の餌にすることで、小さい犬でも食べやすく作られています。イギリスでとれた鹿・兎・鴨を食材としたカナガンのドッグフードです。
ウェットタイプ【缶詰】
カナガンドッグフードのウェットタイプの商品を個別に紹介します。ドライよりもバリエーションが豊富なので餌に飽きやすい犬に最適です。
原材料と成分比較
カナガンのドッグフードの原材料や成分を商品ごとに比較しています。