ナチュラル(Natural)ドッグフードとカナガンを比較検証してみた

カナガンとナチュラルドッグフード

 

ペットフードの名前に、みだりに「ナチュラル」って入れるのはどうかと思いますよね。我々としては食品に「ナチュラル」と書いてあれば、当然「自然本来のまま」「人工添加物一切なし」という印象を抱きます。

 

だから疑いの目でこのナチュラルドッグフードを調べてみました。ちなみに、カナガンは人工添加物や保存料を使用していないので、そういう意味ではナチュラルですね。せっかくだからカナガンのドッグフードと比較してみましょう。

 

原産国はイギリス

ナチュラルドッグフードのイギリスでのホームページ

※イギリスでのナチュラルドッグフード公式サイト

 

ナチュラルドッグフードもカナガンと同じくイギリスが原産国で、株式会社レティシアンが輸入総代理店として日本で販売を行っています。店舗では流通させずに、販路をネットに限定しているのも同様です。

 

ちなみに、イギリスでは以下の6種類の商品が用意されていますが。

 

  • Natural Dog Food Natural Treats
  • Fresh Chicken & Brown Rice (Puppy Food)
  • Fresh Chicken & Brown Rice (Adult Food)
  • Fresh Lamb & Brown Rice (Adult Food)
  • Salmon & Brown Rice (Adult Food)
  • Turkey & Brown Rice(Senior / Light Food)

 

あれ?日本では生後7ヶ月以降の「ラム」と「チキントリーツ」という商品名ですから…おそらく上記のうち、「Fresh Lamb & Brown Rice (Adult Food)」と「Natural Dog Food Natural Treats」のことでしょうか。

 

Fresh Lamb & Brown Rice

Natural Dog Food Natural Treats

ラム

チキントリーツ

 

なお、チキントリーツ(Natural Dog Food Natural Treats)は間食(おやつ)なので、本ページでは扱いません。何より、日本だと200gで1,200円と馬鹿みたいに高いです。イギリスでは200gで2ポンド=約270円です。割に合わないのでおやつは別のブランドで十分です。

 

原材料の比較

カナガンドッグフード

ナチュラルドッグフード

骨抜きチキン生肉(26%)、乾燥チキン(25%)、サツマイモ、エンドウ豆、ジャガイモ、エンドウタンパク、アルファルファ、鶏脂(3.1%)、乾燥全卵(3.1%)、チキングレイビー1.6%、サーモンオイル(1.2%)、ミネラル、ビタミン、グルコサミン、リンゴ、ニンジン、ホウレンソウ、オオバコ、海藻、フラクトオリゴ糖、コンドロイチン、カモミール、セイヨウハッカ、マリーゴールド、クランベリー、アニスの実、コロハ 生ラム肉(イギリス産)55%以上、玄米18%以上、ベジタブル・ハーブミックス、全粒大麦、全粒オーツ麦、亜麻仁、テンサイ、ビール酵母

 

うーん…ナチュラルドッグフードの原材料の種類の貧弱さに衝撃を覚えます。本当にこれでよいのでしょうか?種類が豊富であることが全て良いという訳ではありませんが、万能な栄養を含む食材が存在しない以上、必然的に多種多様な食材が用いられると思います。

 

ただ、どうやらこのナチュラルドッグフードはアレルギー対策として、あえて食材を少なくしているようです。具体的には、牛肉、豚肉、小麦、大豆、乳製品、とうもろこしにアレルギーが出ないようにしています。また、人工添加物・着色料・保存料・香料を使っていません。この点において確かに「ナチュラル」と言えるでしょう。

 

成分の比較

成分

カナガン

ナチュラル

たんぱく質

33%

20%

脂質

17%

12.5%

繊維

3.5%

6%

灰分

9%

7%

水分

8.5%

8%

オメガ6脂肪酸

2.8%

3.44%

オメガ3脂肪酸

0.9%

1.51%

カルシウム

1.86%

0.84%

リン

1.42%

051%

マグネシウム

0.1%

0.19%

ナトリウム

0.24%

0.23%

カリウム

0.58%

0.51%

エネルギー(100g)

361kcal

339kcal

 

カナガンに比べてナチュラルドッグフーはたんぱく質がかなり低めなので、成長期の犬や大型犬には不向きのように思えます。一方でナチュラルドッグフードは脂質とカロリーが抑えられており、シニア犬や肥満気味の犬に向いてそうですね。

 

体重10kgの成犬に対する1日の給与量基準

カナガン…90〜190g(325〜686kcal
ナチュラルドッグフード…100〜160g(339〜542kcal

 

粒の比較

カナガンとナチュラルドッグフードの粒の大きさ比較

※左がカナガン、右がナチュラルドッグフード

 

粒はナチュラルドッグフードのほうがやや小さいです。よーく見ると、両方とも真ん中に非常に小さな穴が空いています。粒のサイズは一般的なドッグフードと比べて小さめなので、小型犬に向いているでしょう。

 

 

価格の比較

価格は比較する必要もなく、全く同じ値段です。一袋(2kg)で3,960円(税抜)です。また送料が5,000円以下で一律420円だったり、定期購入時の割引率も全く同じです笑。給与量も似たような感じなので、コスパも同程度と考えてよいでしょう。

 

結局どっちを買うべき?

肥満気味・シニア犬・アレルギーが気になる犬はナチュラルドッグフード。

 

ナチュラルドッグフードにするメリットは、上記3つのケースしか考えられません。逆に子犬や成犬、健康上問題ない犬であれば、断然カナガンをおすすめします。

 

余談ですが、カナガンと違ってナチュラルドッグフードの包装はちゃんとジッパーがついています笑。クリップ不要なので地味にありがたいですね笑

 

ナチュラルドッグフードの包装

 

>>ナチュラルドッグフード公式販売サイトはこちら

 

>>カナガン【ドッグフード】公式販売サイトはこちら

 

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